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【2020 壁新聞道場!】たのもーーーう!千葉県 その7

2020.12.09 掲載

千葉県からは19枚の壁新聞が届いたよ!
今週は3枚の壁新聞をご紹介。池田師範、よろしくお願いしまーす。

千葉県 その1 その2 その3 その4 その5 その6

習志野市「津田沼イオンチアーズクラブ」
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浦安市「しろくまキッズ」
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浦安市「入船っ子エコキッズ」2-④
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津田沼イオンチアーズクラブのみなさんへ
師範から一言!

太陽についての学習では、核融合反応や放射といったむずかしい言葉がたくさん出てきますし、1600万度とか2400憶気圧という数字はイメージできなかったのではないでしょうか?そのようなむずかしい内容でも、自分で考えながら文章を書き、ていねいにイラストを描くことで学んだことが身についたと思います。
太陽の光エネルギーを使った太陽光発電について、太陽光パネルが熱に弱く真夏の発電量が少なくなることがグラフをかいてくれたことで、とてもよく分かります。また切り干し大根作りでは、太陽の熱エネルギーを実感できたと思います。“作成メンバー後記”にとてもよい“気づき”を書いてくれました。

植物の葉が太陽の光をあびるために、重ならないようになっているのは感心します。森の中にはいったら上を見上げてみてください。たくさんの木があると、となりの木の葉がないところに自分の葉を広げています。低い木はどうしても高い木の下になってしまうために少ない太陽の光でも成長できるものがあります。

とっておきのゴシドウ★

九十九里浜の植樹活動では、クロマツ、マサキ、トベラ、アキグミなどを植えたのですね。海岸では木に潮風があたるため、潮風につよい木を植える必要があります。潮風によわい木の葉に塩がついてしまうと葉がかれてしまったり、土の中に塩分(えんぶん)が多くなると水をすいあげることができなくなったりします。海岸からはなれた場所でも数年前の台風のときに、海からまきあげられた水が暴風(ぼうふう)によってはこばれてきたため、葉が茶色くなって、かれてしまったこともありました。

谷津干潟の清掃活動では、漂流物だけでなくアオサも撤去しているのですね。どれくらいのアオサが干潟をうめつくしているのでしょうか?撤去する前と後の写真があれば、見てみたいと思いました。干潟はいろいろな生き物がくらすゆたかな生態系(せいたいけい)であり、水鳥にとっても大切な場所です。アオサの悪臭は人にとっての問題ですが、アオサだけが増えすぎてしまうことは他の生き物にもえいきょうが出てしまいます。谷津干潟にアオサがふえるようになったのはいつ頃からなのでしょうか?そして何故ふえてしまったのでしょう?この記事を読んだ人たちもいろいろと知りたいことがでてきて、関心をもつようになりそうです。

地域事務局からの応援メッセージ
【習志野市】

津田沼イオンチアーズクラブの皆さんは、毎年テーマを決めた活動だけでなく、本市主催の谷津干潟清掃など様々な環境イベントに積極的に参加していただき、事務局一同感謝しております。
今年は「太陽」というテーマで、太陽の構造を学び、太陽風車作成による太陽光発電の実験結果や、 太陽光減少による恐竜の絶滅、切り干し大根作りでは、太陽光による食物の栄養の変化など、様々な視点にて書かれた壁新聞はとても見応えのあるものでした。環境について学び壁新聞で表現したことは、様々なところで活躍するための自信にもなったと思います。今後の活動にも期待しております。

【千葉県】
「太陽」をテーマに、さまざまな角度から知ろうと意欲的に活動された一年間が伝わってきました。清掃や植林では、地球を守るために活動をしたことを実感できましたね。素晴らしいと思います。たくさんの活動報告を見やすく記事にする努力を感じました。写真・ 図・グラフなどの使い方がよいと思います。
 

しろくまキッズのみなさんへ
師範から一言!

太陽は光のエネルギーと熱のエネルギーをもっています。太陽光パネルは光エネルギーをりようしたもので、ソーラークッカーは熱エネルギーをりようしたものです。ソーラークッカーではカレー、ポップコーンや目玉やきなどいろいろなものを作りましたね。台所で火をつかわなくても料理ができるなんて、太陽のエネルギーってすごいと思いませんか?!
太陽光パネルが市内でたくさん見つかったようですね。ふだん気づかないものでも、さがしてみるとたくさんあることに気づいてびっくりすることがよくあります。新聞にかいてくれたように、“環境破かいになるような所”にパネルをつけないようにと考えてくれたことはすばらしいです。太陽光パネルをおくために、自然をこわしてしまっては環境にやさしいとはいえませんね。これからも、どうすれば環境にやさしいか考えてください。
ソーラークッカーを使った3つの実験はとてもおもしろいです。時間や温度といった数字をつかって説明してくれているので、実験のようすがよく伝わってきました。とくに水の温度変化のグラフは、“新たに調べたいことに”に書いてくれたような“沸騰する時間や天気との関係”を調べるときに、この新聞のグラフとくらべることができるので役に立つと思います。水の量によっても温度が変わるので、沸騰しなかったら水を少しへらしてみるといいと思います。

とっておきのゴシドウ★

ジオアクションで、いろいろな土にさわる経験ができてよかったですね。見た目では同じような黒い土でも、どんなものでできているかによって、手ざわりも水のとおりかたも変わってきます。ベランダの土は花や植物(しょくぶつ)をそだてるための土ですね。さて森の中にある土は、砂とベランダの土のどちらににていると思いますか?森の土とくらべるときは、砂とベランダの土、森の土のにおいもかいでみてください。

地域事務局からの応援メッセージ
【浦安市】

頑張っていろいろ調べ体験して、たくさん発見できたことと思います。
これからもいろいろな事に興味を持って、たくさん体験してください。 またこのような活動を通して知しきを深めて下さい。

【千葉県】
一年間の活動がよくわかります。ソーラークッカーについて、たくさんのことを教えてくれてありがとうございます。気になることを調べ、ついには手作りソーラークッカーまで発展していく様子が素晴らしいです。とことんまで調べることは、大きな力になりますね。色々な活動の中では大変なこともあるはずですが一番に楽しさが伝わる素敵な新聞だと思いました。


入船っ子エコキッズ2-④の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

新聞のタイトルがおもしろいです。“意外”とか“マル秘”という言葉があると、内容が気になって知りたくなりますね!
クリーンな発電として期待されている燃料電池は、すでに家庭用燃料電池として利用している家庭もあり、燃料電池自動車も出始めています。ところで、反応させる酸素は空気中にありますが、水素はどこにあるでしょうか?家庭用燃料電池では都市ガスから作りだしていますが、自動車ではガソリンスタンドに代わる水素ステーションで水素をいれる必要があります。水素ステーションの数はまだかなり少ないです。

日本は世界的にも降水量が多い方です。そして地形は山が多く、山から海まで急なこうばいの場所がたくさんあるので、水が流れる力を利用した水力発電には適しています。大きな発電所をつくるときは、水力にかぎらず周辺の生態系に与える影響(えいきょう)が調査されますが、水力は発電所をつくる場所だけでなく、川の上流側から下流側まで広い範囲(はんい)のことを考える必要があります。小水力発電は発電量が少なくても電気の地産地消(地域で作った電気をその地域で使う)につながり、電気を送るキョリがみじかくてすむメリットもあります。

とっておきのゴシドウ★

地熱発電は蒸気タービンをまわして発電するという点では、火力発電や原子力発電と同じです。蒸気をつくるには水を加熱する必要がありますが、その燃料として地熱発電はマグマの熱を利用しています。日本は世界有数の火山国であり、地熱発電をするための自然エネルギーがたくさんあるように思いますが、発電量の全体に対する割合はわずかにすぎません。全ての発電方法にメリットとデメリットがあるので、エネルギーのことを調べてみて「何故だろう?」と思ったらデメリットを調べてみるといいと思います。

地域事務局からの応援メッセージ
【浦安市】

地球にやさしい環境にやさいいろいろな発電方法を調べ地球温暖化につながってゆくと思います。環境について地球温暖化についてもっともっと興味を持ってでできることから実行して下さい。

【千葉県】
未来を意識した環境に優しいクリーンな発電について、分かりやすい図解付きで説明してくれました。目からも理解ができる良い方法だと思います。この発電を行っている場所や研究している人について深く調べてみるのもおもしろそうですね。

池田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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