2018.12.12 掲載
栃木県は17枚の応募があったよ!その中から4枚をご紹介。
今週は池田師範です。よろしくお願いしまーす!
壬生町「にこにこクラブ」 |
壬生町「キラキラクラブ」 |
壬生町「わくわくクラブ」 |
にこにこクラブのみなさんへ
師範から一言!
自然(しぜん)が季節(きせつ)の変化(へんか)におうじて見せてくれる様々(さまざま)なすがたを写真(しゃしん)をとおして伝えてくれました。
木々の葉(は)の色をみると、赤、オレンジ、黄色から緑があり、緑の中でも少しずつ色のちがう様々(さまざま)な緑がありますね。木のようすをみると、写真に月日がかいてなくても季節を感じることができました。このしんぶんをみた人それぞれが、またちがういろいろなことを感じ取っているかもしれません。
写真の風景(ふうけい)をじっさいに見てかんじたことを、自分のことばで書いてくれたので、その表現(ひょうげん)をたのしくよみました。たとえば、「あたたかそうなゆたかなもり」「しんぷるなもりできれい」といった表現から、森にしたしみをもっていることがよく分かりました。
とっておきのゴシドウ★
写真のコメントでは、色についてたくさん書いてくれましたが、なかには「おちばをふむとパリッとおとが…」というものもありました。このように自然の中でどんな“おと”をかんじたか書いてみると、写真を見ただけではわからない“おと”も伝わると思います。
キラキラクラブのみなさんへ
師範から一言!
「森となかよし新聞」のタイトルどおり、内容もいろいろな“なかよし”で統一されていて見やすい構成になっています。
カブトムシマンションをどのように作ったか興味(きょうみ)があります。幼虫を1匹ずつ分けているのかな?それとも幼虫のエサとなる腐葉土(ふようど)をたくさんためて、その中にたくさんの幼虫を入れたのかな?イラストでカブトムシマンションのしくみをかいてみるのもいいと思います。木のえだがいっぱいあるのは、天敵にねらわれないだけでなく、成虫がつかまる場所になったり、土がかわきづらくなったりとメリットが多そうです。
すばこをデザインする前に古いすばこをとってかんさつして、いろいろな発見があったと思います。みんなが作るすばこを“どのようにつくって”“どこにつければいいか”参考になったことでしょう。森の生きもののつながりは毎年同じではないので、毎年子育てがおわったすばこをかんさつしながら、とりとなかよくなってください。
とっておきのゴシドウ★
オオムラサキがふえるためにはどのような自然が必要か考えてみましょう。カブトムシと同じように、一生をとおしてエサがあり、卵をうむところが必要ですね。オオムラサキの幼虫は何をたべますか?成虫は何をたべますか?幼虫はきまったしゅるいの木の葉をたべるので、植物のこともぜひ調べてみてください。
きらりクラブのみなさんへ
師範から一言!
新聞いっぱいに大きな木があり、葉やまるい木の実の形の中に記事がかかれていて、デザイン的にとても目をひきます。活動内容を手順(てじゅん)にそって、ていねいに書いてくれてあるので、新聞をよんだ人でやってみたいと思う人にとても参考になると思います。
木のバッジ、木のペンダント、木のはしおき、木の鉛筆、かん板づくりのそれぞれのテーマに対して、しっかりとした企画書をつくっていて、すばらしいですね!企画書というのは、みんなで話し合って考えないと作ることができませんので、よい経験をしたと思います。
大きな木に貼り付けてくれたみんなの感想をみると、最初は大変だったこともみんなで力を合わせることでできたようですね。4月から活動して12月のパザーまで8カ月ありますが、写真はいつ頃のものですか?すべてがバザー当日のものであれば、写真の順番はないと思いますが、写真のはり方を工夫して、たとえば枝にそって新しい写真が枝先になるようにならべてもおもしろいかもしれません。
とっておきのゴシドウ★
森のめぐみの中で木の枝は私も大好きなもののひとつです。身のまわりには、香りのする木の枝がたくさんあります。クラフトに使うと、“森の香り”をまわりの人に届けることができます。香りのする身近な木はクスノキですが、みんなの森にはありますか?なければ、香りのする葉っぱがないか探してみることもおもしろいです。企画を考えること自体も楽しんでください。
わくわくクラブのみなさんへ
師範から一言!
目的とまとめがあって、3つの活動の記事があるのでとても分かりやすい新聞です。活動の成果をエコキーパーであらわしているのもいいアイデアだと思います。また、エコキーパーの数を「〇人」と具体的に書いてあるので、新聞を読む人にとっても参考になります。たとえば、来年は□人を目標にしよう、と考えることもできますし、同じような活動をしてみようと思う人が目標をたてやすくなります。
福祉まつりでは、何かをつくる体験にたくさんの人が集まったようですね。エコ活動の中に楽しさが必要だと思うので、マイはしづくりやマイバッグづくり等のクラフトはエコキーパーをふやす良い活動です。
活動の内容をECOテック&ライフとちぎで発表したことで、多くの団体の人たちに活動の輪(わ)がひろがったと思います。逆に他の団体の発表で参考になった活動もあったことでしょう。みなさんの活動をふりかえることも大切なので、さらによい活動になるように工夫をしていってください。
とっておきのゴシドウ★
エコ活動をするときは、その活動をすることによってどんなメリットがあるか考えていると思います。逆に何かデメリットがないかな、と考えてみることも大切です。たとえば、ゴミとしてすてないで洗って使うモノのメリットは「ごみがへる」ことで、デメリットは「水資源をつかう」などです。さて、日本の山の間伐材をつかった“わりばし”をたくさん使うことはどう思いますか?
池田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
ご意見ご感想もお待ちしております!
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