2018.11.21 掲載
熊本県は7枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から2枚をご紹介。
今週は品川師範です。よろしくお願いしまーす!
水俣市「水俣市立水俣第二中学校」 |
八代市「次世代のためにがんばろ会 こどもエコクラブ」 |
水俣市立水俣第二中学校のみなさんへ
師範から一言!
この壁新聞で一番感動したのは,7年間の環境教育を通して,①もったいないの心の育成,②やってみようの心の育成,③広めようの心の育成の三つの心を育てることを重点化していることです。行動だけでなく,心を育てるということが何よりもすばらしいと感じました。たくさんの壁新聞がこどもエコクラブに送られてきますが,心を育てることをテーマにしているのは「環境二中新聞」がぼくの記憶では初めてだと思います。
もちろんこれは7年間の成果の積み重ねが大きいと思いますが,次の見出しにある「部活よりも優先のごみ分別収集活動」の言葉が定着していることからも判りますね。ぜひ,この三つの心を育てることを続けて下さい。応援していますよ。
とっておきのゴシドウ★
大人数のクラブでまとめるのが大変じゃないかと思いましたが,壁新聞を拝見して,何にでも手を広げるのではなく,学校版環境ISOと地域ごみ分別収集活動への参加,新聞作りに集中しているところが,長続きするポイントになっているように感じました。
地域ごみ分別収集は,実際に地域のみなさんと一緒になって分別して処理するんですね。これは水俣市内の他の地域でも同様の活動がなされているのでしょうか?参加率を集計しているそうで,中学生が地域活動を応援しているのは,珍しいことかも知れません。大いに自慢できる活動ですね。
次世代のためにがんばろ会 こどもエコクラブのみなさんへ
師範から一言!
この壁新聞は,わずか3人で活動した成果がまとめられていますが,とても楽しそうにみえますよ。「次世代のためにがんばろ会」というサポーターのみなさんからの応援が効果的に働いていると思いました。特に今年の新聞は,八代の川についての特集のようになっていますが,水質調査,球磨川水浴場,浜辺の大掃除などの野外活動の他に,氷川ダムのデイ・キャンプなどに出かけて,ダムに関する学習を深めていることも体験学習のメニューを増やすことになっています。さらに緑のカーテン,どんぐりの木の植樹,ピーマンの栽培などにも挑戦しているのはすばらしいことです。
とっておきのゴシドウ★
この壁新聞にアドバイスをするとすれば,ひとつひとつの記事が小さいことと文字の大きさがそろっていないので,読みにくくなっていることです。こんなときは,記事本文を書くときにマス目が入った模造紙を使って,始めから最後まで同じ大きさの文字を書くように注意しながら書いてみることです。
わずか3人では記事の様式や写真のレイアウトまでとても忙しかったのではと思います。それでも感想文がちゃんと書けていますので,中学になったらもっと上手になると思いますよ。大切なことは「調べて,遊んで,考える」,この新聞のテーマとなっている言葉のとおりです。あとは見やすくする工夫です。例えばダムは,これに関連する記事を同じ色のテープで囲み,ピーマンと緑カーテンではダムとは違う色のテープで記事を囲む,あるいは色紙に記事を書いて貼り付けるなど,まだまだいろいろな工夫をして,明るく楽しい紙面にしてみましょう。
品川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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