2018.09.19 掲載
滋賀県からは16枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から2枚をご紹介。
今週は吉野師範です。よろしくお願いしまーす!
草津市「NPO子どもネットワークセンター天気村 こんぺいとうクラブ」 |
甲賀市「甲賀市立油日小学校エコクラブ」 |
NPO子どもネットワークセンター天気村 こんぺいとうクラブのみなさんへ
師範から一言!
身のまわりの場所、たんぼ、川、びわこ、竹林、たくさんの場所で活動していますね。もうひとつ、ずいぶんとたくさんの人といっしょに活動していますね。どちらも、すばらしいことですよ。活動では、今まで知らなかったことをたくさん発見しているのかな。知ることは楽しいよね。たくさんの知恵にふれることは楽しみです。自分のまわりにあるものはすべて、自分の先生です。ぜひ、「たくさんの知恵と豊かな恵み」を分かち合うことをめざしてください。
『おかずとり』、いい言葉を知りましたね。最近は使われなくなったことばですが、この『おかずとり』という言葉を大切にして、みなさんの活動をみなおしてみると新しい発見があると思いますよ。活動で最も良いと思ったところは、「自分たちにできることは何なのか」をいつも考えていることです。新聞にも『自分たちで出来る範囲でやることはやる』と書いていますね、いいこと、大切なことに気づきましたね。無理をしないことは、長続きすることにつながります。ひとと自然と「えがお」をつなぐパイプ役になって、周りの人を「幸せ」にして、みなさんが「幸せ」になってください。
とっておきのゴシドウ★
「なぜ、『おかずとり』が少なくなったのでしょう」。『おかずとり』をしなくなったのかな、それともできなくなったのかな、みんなで相談したことがありますか。
『おかずとり』が残るとどんないいことがあるのだろう。むつかしいけれど話し合ってみましょう。答えが出なくてもいいよ。「自分たちにできることは何なのか」が見えてくるといいですね。
甲賀市立油日小学校エコクラブのみなさんへ
師範から一言!
はじめに、みなさんの学校のことが書いてあって、たいへん自然がいっぱいあるところで勉強していることがよく分かります。そして、ビオトープを中心としたエコ委員会の活動、学年の委員会による活動、エコ宣言の活動を上手にまとめています。一年を通して、全員が参加できるすばらしい活動をしていますね。みなさんが楽しみながら、学習していることがよく分かる良い新聞です。
ビオトープは「つくるときよりも、あとの管理がたいへん」とよく言われます。18年もの長い間、ビオトープをずっと守ってきていることは、たいへんすばらしいことです。油日小学校の『たからもの』ですね。これからもビオトープの約束を守って、運動会のリレーのバトンように、つぎのこどもたちにひきついでいってください。ビオトープでは、どんな観察をしているのですか。以前の観察の結果をまとめることで、新しい発見があるかもしれません。
ビオトープで自然の大切さを知り、クラスで相談して身のまわりの問題に気づいて、エコ宣言をしていることは、たいへんよい活動の流れです。自分たちで相談して、自分たちで決めて、みんなで実行しています。「教室を出る時、昼休みは教室の電気を消す」、「持ち物に名前を書いて、大切にする」、むつかしいことではなく、身のまわりでできることをすすめていることはたいへんすばらしいです。これらのことが、おうちの人にも広がるともっと効果が出ますね。
とっておきのゴシドウ★
もうすぐ、「ビオトープも成人式」ですね。ビオトープは委員会活動の中心のひとつです。作ってくれた人の思い、守ってきた人の苦労、次の世代のひとへの期待など思いを考えてみるのもいいですね。
写真には活動した日を書くようにすると情報が増え、思い出も広がりますよ。
吉野師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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