2018.06.13 掲載
大阪府は7枚の応募があったよ!その中から2枚をご紹介。
今週は宮川師範です。よろしくお願いしまーす!
大阪市「大阪市立新北島中学校 科学技術部」
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大阪市立新北島中学校 科学技術部1の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!
みなさんの部活動では、ほんとに様々な環境活動を行っていますよね。エコクラブの活動レポートでも見させていただいています。特にフィールドにでて問題意識を高くもって活動している様子はいつも感心しています。今回はそうした活動の成果発表ともいえる新聞になりましたね。
新聞の内容も、自由な構成の中に、図表とイラストが混じり合って「新北島中科学技術部らしさ」が出ていてとても良いですね。きっちりつくることも一つの方向性ですが、私は作ったグループの自主性とその「らしさ」があふれて共感できる情報の方が、社会を変える力をもっていると思っています。また、先輩たちからの指摘や後輩への指導によるレベルアップも感じました。多くの人がその内容に見張る新聞ができたと思います。
とっておきのゴシドウ★
今回、表題にある「大阪にある自然」ということで、大阪出身の私もとても興味をもったのですが、内容は、みなさんの対象としているフィールドの調査結果がメインでした。新聞の表題は、その新聞の顔ともいえるものであり、読み手への最初の挨拶のようなものですから、もう少し内容とリンクしたタイトルや興味をもってもらう工夫も考えてみると、より魅力的な伝達ができると思います。
それから、みなさんの部活では、たくさんの調査を行い、その結果もしっかりつくっていますが、まずはなぜそのテーマに取り組んだのか、もう少し詳しく書かれていると、読み手が感情移入できると思います。環境問題は、いかに身近な問題として考えてもらうかが、一つの鍵となるので、読み手の気持ちを想像しながら、「誰に、なにを伝えたいか」という視点で工夫に取り組んでみると、もっと情報発信力が強まって、多くの人に届くと思います。
大阪市立新北島中学校 科学技術部2の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!
みなさんの部活動では、ほんとに様々な環境活動を行い、成果を生むことで、たくさんの展示や発表を行っていますよね。エコクラブの活動レポートでも見させていただいています。
私は、環境活動を実際に行うことと同じぐらい、その内容と成果を社会に発表し、ちゃんと評価を得るということが大切と考えています。
今回はその発表の様子をいきいきと描くことが出来ましたね。みなさんの発表や展示に関する意気込みや気持ちがとてもよく伝わりました。またそれを通して、みなさんの成長も願わずにはいられませんでした。
活動に対して、成果を得たならば、次の活動に繋げられるように、こうした発表の成果を一区切りとしてまとめることは、これからの部の発展にとっても、とても大切だと思います。
とっておきのゴシドウ★
ほんとに様々な展示や発表会に参加ましたね。それぞれすごく意義のある展示や会になったと思います。それぞれの会の内容の特徴を生かして紙面を工夫すれば、もっとその内容や魅力をわかりやすく伝えることが出来たのではないかと思いました。そういう意味では、ペットボトルロケットの記事はとてもいいデザインで仕上がっていますね。楽しい様子も伝わってきます。
科学技術部ということは、理系ということもあり、内容の正しさや成果が重要視されますが、こうしたたくさんの人にその成果を見てもらうときは、いかにわかりやすく共感してもらうかが大切なポイントになります。
情報発信に対する「デザイン」や「工夫」は、周りとの化学反応を活性化させるための触媒のような働きをもちます。賞状を型どって受賞歴の表記なども工夫しているので、他の情報も工夫すれば、どんどん周囲の反応が活性化するような壁新聞が生まれるかもしれませんね!
宮川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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