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【壁新聞道場!】たのもーーーう!兵庫県 その③

2016.09.14 掲載

兵庫県は15枚の応募があったよ!その中から3枚をご紹介。
今週は西井師範です。よろしくお願いしまーす!

兵庫県 その① その② その④
 

姫路市「はりまキッズサイエンスクラブ」 芦屋市「グリーンキッズ」 伊丹市「エコスマイル」
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はりまキッズサイエンスクラブのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

いろいろな先生が来てくれたり、どれもひとつひとつレベルの高い活動をしていますね。
専門の人に教えてもらうと学ぶ事がたくさんあるので、そのような機会があるのはとてもうらやましいです!
また、グループの目標が明確に決まっているので、活動内容が一貫していて、回を重ねるごとに学びもより深まる事と思います。

一番上に記事になっている昆虫採集。多くの種類が捕獲出来ましたね。
みなさんも整備に携わっていて、里山の環境が豊かだからこそだと思います。
私は初めてエサキモンキツノカメムシを見た時に、可愛らしいハート型のワンポイント模様を見て、ひと目でお気に入りの昆虫になって、大切にしようと思いました。
今回の活動でも、エサキモンキツノカメムシにひとめぼれした子はいましたか?
豊かな環境が続くように、これからも活動を継続してがんばって下さいね。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

やはりフィールドや、つてを持った方々と協力すると、とても高度で内容のある壁新聞に仕上がりますね。
そのような活動をしている子どもたちも、おのずと環境について関心や知識がついていると思います。
里山の活動を通じて、日常でもエコな行動にチャレンジするきっかけになっているのではないでしょうか。

この壁新聞で感じたことのひとつに、美しさがあります。
題字や記事、イラストなどPCを使って体裁を整えてあるところが、美しさを感じる点です。
新聞らしい格式高さを感じる一方で、壁新聞らしさという視点で見ると、内容もアカデミックな部分もあるため、じゃっかん固い印象を感じました。

全国から送られてくる壁新聞には、ミミズがはったような字や、何だかよくわからないイラストなどもありますが、案外そういった所に愛嬌を感じ、努力したんだなとほほえましい気持ちになる時もあります。
絵、文字、何でも構いません。手描きのアナログさ=子どもの存在をどこかに感じられると、より楽しげな雰囲気で目を引く壁新聞になるのかなと感じました。
これからも、高度な活動をがんばって下さい!


グリーンキッズさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

みなさん、こんにちは!私は兵庫県に行った事が無いので、興味津々で読ませてもらいました。

まずはイチオシにも挙げられている「甲山ウォーク」。
この甲山という所には、たくさんの植物や生きものがいるんですね!
感想の所にもみなさんが書いているのを見ると、とても印象に残った体験だったという事がわかります。
その場所に詳しい人に教えてもらえると、自然が何倍も楽しめるので、私も大好きな体験です。

他にもダンゴムシ広場の整備や緑化、公園の掃除やリサイクルなど、いろいろな事が体験出来る甲山を、読んでいるだけの私にも大切に思えてきました。
自然の楽しさや大切さが感じられる壁新聞を読ませてくれて、ありがとう!

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・★・・・・・・

甲山ウォーク以外にも、たくさん体験した項目を書いてくれていますね。
私も子どもたちと山で自然体験をするのが好きなので、今回はイチオシにはならなかったけど、きっとどれも楽しんで取り組めただろうなと想像出来ます。

ところで「ひっつき虫やっつけ大会」など、書いてある活動から何となく「こんなような事をやったのかなぁ?」とイメージは出来るのですが、この壁新聞を読んで、もっと詳しく知りたいと思った人は多いかもしれません。
それぞれの活動が、どうエコなのか?そんな所がエコなのか?それも書いてあると、読む人は「なるほどねぇ~」と、もっと納得してくれると思いますよ。

また今年度もたくさんの活動に取り組んでいると思うので、次の壁新聞では一押し、二押し、三押しくらいまで、みなさんの活動を紹介してくれたら嬉しいです。
 

エコスマイルさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

とっても面白い壁新聞ですね!!かるたにして活動内容を伝えるというアイデアに、ひと工夫が感じられます。

読んでいる側は、かるたを体験している気持ちになって「次は何だろう?もっと読みたい!」と夢中になってきて、気がついたら自然に全部読み終わっていました!

見出しや写真、イラストやみなさんのコメントが上手に配置されていて、見た目もきれいな仕上がりです。活動内容も、いろいろなエコにチャレンジしていて、生活の様々な場面で生かされそうですね。

ちなみに私が特に気に入った短歌は「トマト狩り たくさんとれた 旬の味 自分でとったの めちゃうまい」「そうなんだいつも食べてる お菓子たち エコにやさしい びっくりぽん」です。
これからも、たくさんの面白い体験をして、次回作を見せて下さいね!

サポーターさんへのとっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・

この壁新聞を読んでいて楽しくなれた大きな要因として、作り手側の楽しさが伝わってくる事が挙げられます。
サポーターの大人のみなさんは、子どもと一緒に体験を共有して、楽しんで活動しているのでしょう。

私も親子でイベントをする時には、なるべく大人の方が楽しんでもらえるように心がけています。
というのも、仕事を始めた当初は「親子向けのイベントでは、まずは参加した子どもが楽しんで、親も同時に楽しむもの」と考えていましたが、本質はその逆ではないかと感じる事が多かったからです。

大人が楽しむ姿を子どもは本当にしっかりと観察していて、夢中になっている大人を見て安心したり、関心を持ったり、大人につられて徐々に子どもが夢中になる様子を今までに何度も見てきました。

大人から子どもへ楽しさが伝播する事で、子どもたちの能動的な姿勢につながると思いますが、エコスマイルのみなさんはそれが実践されていると感じます。

これからも、大人が関心を持てる題材をピックアップして、サポーターと子どもたち全員が二人三脚のように一体となって、活動に取り組んでいって下さい!

西井師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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兵庫県 その① その② その④

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