2014.06.13 掲載
高知県は4クラブから5枚の応募があったよ!その②では、香美市の3枚をご紹介!
今週は岡本師範です。よろしくお願いしまーす!
「ハッピーコロリン」① | 「ハッピーコロリン」② | 「センチュリー」 |
☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆
ハッピーコロリン①を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
ハッピーコロリンのみなさん、とてもすばらしい、大作のかべ新聞を作って、送ってくれてありがとう。4月21日にエコクラブ結成式で活動を開始して、12月14日の「みどりの道」表しょう式で表しょうされるまで、実に多くの活動をやりましたね。びっくりです。
5つのクラブがいっしょに活動したとのことで、他のクラブのかべ新聞と同じことが書いてありました。大きなもくひょうは、「そうだ!ブナの森をつくればいい!」ということで5つのクラブは、ブナの森をつくることでいっちしたのでしょう。
アメゴのさしみにチャレンジしたとのこと。びっくりです。ヌルヌルすべって、切るのも大変だったろうと思います。さかなを切らずに手を切ることはなかったですか?でも自分でさばいて、自分で食べるさしみはとてもおいしかったとのこと、その通りだと思います。畑で自分たちで育てたやさいなどを、料理して食べるとやっぱりとてもおいしいと実感しますよ。
高知県の海洋深そう水は有名ですね。海洋深そう水を初めて商品にしたのは、高知県だったと思います。その後、富山県などでも海洋深そう水を商品にしていますね。深海というのは水深200メートルより深い海のことですね。地球上では深海のめんせきは、海の95%位だそうです。
5人でスタートしたハッピーコロリンを20人ぐらいのクラブにしたいとのことですが、このかべ新聞を友達に見せれば、私も、ぼくもと言って、たくさんのお友だちが入ってくれるでしょう。楽しみですね。
また来年、いろいろな活動をして、楽しい新聞を作って、送ってください。楽しみに待っています。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
1年間の活動を物部川なのかな?新堀川なのかな?川にそって書いてくれましたので、どんな活動をしたのかが分かりやすくなっています。
ブナの森を作ることで川が生き返る、海が生き返ることで活動の内容は、川での活動や海での活動になっています。そのように新聞もまとめたようで、みなさんの活動はストーリーがあるように思います。
ブナの森を作るには、みやびの丘のせいびがひつようです。この活動は力仕事であり、大変だったと思いますが、みんなの気持ちでやりとげたのだと思います。種を植えるだけでなく、芽が出た後のことも考えて落ち葉のふたをかぶせたのですね。大きな木になるまでは、ウサギやシカからのこうげきをふせがなくてはいけません。それ以外に雨で流れないような工夫もひつようですね。もっともっと色々なことがありそうですから、みんなで力を合わせて大木にしてください。
ドングリは東北のドングリですから、少し大きくなったら東北へかえしてやってください。ドングリといっても全国どこでも同じではないのですね。その土地土地の生き物を育てるようにしないと、外来種となって、もともとそこで生きていた生き物にはめいわくになるのですね。
ハッピーコロリン②を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
ハッピーコロリンのみなさん、1年間にプロジェクトD、木のラスまき、土止めのさくづくり、ジャコウアゲハの救出大作戦、モンシロチョウの家作りなど13の活動をしたようで、とてもがんばりましたね。それとともに、こんなにたくさんの活動をよくやりましたね。
びっくりです。学校の勉強をする時間がなくなってしまうのでは、とよけいな心配をしてしまいました。(じょうだんですが・・・)
ブナの森づくりは5つのクラブできょうどうしてやる とても大きなもくひょうですね。森がいきかえると川も元気になる、海も元気になりますね。とてもだいじな活動だと思います。シカがふえすぎて草や木を食べて、山、森がだめになったのですね。シカを食べる動物がいなくなったためやいろいろなげんいんでシカがふえすぎたのですね。
みやびの丘での種まきは、ブナだけでなくミズナラやダケカンバもうえたのですね。一種類だけでなくいろんな木が育つことが森の元気さにつながりますね。芽が出て、少しずつ大きくなるとちゅうで、ウサギやシカなどに食べられることや大雨で流れる心配もありますね。ときどきは、種を植えたところを見に行くこともやると良いと思います。
エコクッキングではたくさんの料理を作りました。おひたし、みそ汁、野菜いため、アジはやき魚だけでなく、だしをとったり、おひたしにしたりと、ごみを出さないくふうもしたのですね。サラダ、ダイコンおろし、たまごかけごはんを作って、食べておなかいっぱいになりました。そうでしょう、こんなにたくさんの料理を食べればだれでもおなかいっぱいになるでしょう。そして、自分たちで作ったので、さぞ、おいしかっただろうと思います。
2013年12月22日のハッピーコロリン新聞では、南海地しん特集でした。いつ地しんがおこってもふしぎがないようですので、今から救命救急のしんぞうマッサージやAEDの使い方、よごれた水をのめるようにするくふうやすじかいの強さを勉強したようですね。すばらしいことだと思います。地しんをふせぐことはできないので、おきた時のじゅんびをすることはとてもだいじです。日本は、プレートという岩盤(がんばん)の上にのっていて、そのプレートが1年間に5cm~10cmくらい動きますので、地しんがおこるのは当り前と考えて、地しんにそなえるのがひじょうに大事です。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
マネキグサも復活したようですね。花の形が、人を来い、来いと呼んでいるように見えるのでマネキグサというのですね。スケッチしたようですが、見てみたかったな―。保護さくでかこった所だけがだいじょうぶだったようで、保護さくの外は、やはりシカなどで食べられてしまったようですね。1年間、見に行かなかったのかな?ときどきは見に行くとシカも人間がいると、よりつかなくなるのでは?・・・・
夏がとても暑くなりました。地球温暖化のせいだろうと思いますが、まだかくじつなことは言えません。でも気候がおかしくなっていることはたしかです。少しでも私たちでできることを始めましょう。それと温暖化をふせぐことだけでなく、温暖化によっておこることを予め考えて、自分たちで暑くなっても元気にすごせるには、どうすれば良いかも考え、じゅんびすることが大切になってきました。
ハッピーコロリン新聞は、メンバーのみんなが字を書いてくれました。記事のないようも、もっともっと自分たちのことばで書いてくれると、もっとすばらしい新聞になると思います。
来年の新聞では、みんなが感じたことやこうしたいことなどを自分たちのことばで書いてくれるとうれしいです。すばらしい新聞を待っていますよ!
センチュリー さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
センチュリーの活動新聞を送ってくれてありがとう。自然・環境を考えよう!!ということで、5月19日のスプーンづくりから10月19日のかかしまつりまでのみんなの活動をすっきりとまとめて書いてくれました。
香美市こどもエコクラブは5つのクラブがいっしょになって活動を進めているようですね。そして活動の中心は、まんなかに書いてある山・川・海を守ろうでしょう。山が草や木、虫や鳥などでゆたかに、そして元気になると川もよみがえり、水がきれいになり、魚や虫もいっぱいになり元気になる。そうすると海もよみがえり、水がきれいになり、魚もふえて元気になることですね。そのために、みやびの丘、さおりが原、白髪山をシカが草や木をたべすぎないようにする活動に力を入れているのだと思います。
シカのしょくがい(食害)から守るためにほごさくを作る、ラスまきをすることをしたのですね。こうかはどうだったのでしょうか?もちろん、守った所は草や木は食べられないで残ったのでしょう。シカの数をへらすことが一番のたいさくでしょうが、こどもエコクラブではシカの数をへらすことは、できそうにありませんので、自分たちのできること、ほごさくを作ったり、ラスまきをやることがもっとも大切かと思います。
エコクッキングは地元の食材を使うこともエコでしょうが、なるべくごみを出さないように皮や切れはしを使った料理をすることもだいじです。たぶん、そうやって料理をしたのでしょう。みんなが自分で料理をして作った物は、食べてもおいしかったと思います。畑で種やなえから自分たちで育てるけいけんをするのもだいじです。食べられるやさいなどを作るのに大変なろうりょく(労力)がかかることを実感することもだいじなことと思います。最後に料理をして食べると、これもとてもおいしく感じると思います。
環境日記に夏休み中に気がついたエコなことをわすれずに書いたのですね。たとえば、どんなことがありましたか?どうしてそれがエコと考えたのですか?また、ツバメかんさつも毎日したのですね。すばらしい!!エコ発見日記やツバメかんさつきろくは、夏休みの自由研究としてまとめて学校に出したのでしょうか?ツバメがとび去った後のすはさびしげですが、来年もかならず来ますので、すを取りはずしたりしないでだいじに守っておいてね。都会では、昔はツバメが来る家は、たとえばお店ははんじょうするということでだいじにしましたが、最近は、フンでよごれるとかいって、すをこわす店もあるようです。残念です。身近に鳥がいる環境をだいじにしたいですね。
こどもにえさをあげるために親鳥は一日に何回くらい、出入りしていますか?すだちまでは何日かかるのでしょうか?子ツバメはとぶれんしゅうを始めてから、何日ですをはなれるのでしょうか?いろいろとかんさつすることを最初に考えておくことが良いと思います。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
7月24日に岡山フォーラムにさんかして、他のクラブのメンバーとこうりゅうすることは、自分たちのしげきになり、次の活動のエネルギーになるので、きかいがあったらぜひ、さんかするようにすると良いと思います。発表して自分たちの活動やくろうしたこと、楽しかったことなどを他の人に知ってもらう、分かってもらうことはなかなかむずかしいです。でも、こういうきかいを作ってけいけんを積むと、みんなはかくじつに成長します。
8月25日の香北町たんけんは、しらないことがたくさんあったようですが、たとえば、どんなことがあったかを書いてくれると良かったなーと思います。みんなが気がついた新しい発見なり、びっくりしたこと、かんどうしたことは何であったのでしょうか?
のうやくをあまり使わないハウスでなすをとったのですね。クモがいっぱいいたようですが、どうしてクモがいっぱいいたのでしょうか?クモだってえさがなければ生きていけないですよね。と言うことはエサになる虫がいっぱいいたことになりませんか?やはりのうやくを使わないと虫もふえるのでしょう。でも虫も食べないやさいは、人間だって食べたくならないでしょう。こんなことも考えてかんさつすることも大切です。今度は、どんな虫がどのくらいいるかを調べることもやってみると良いと思います。
☆★サポーターの方へ★☆
活動新聞は、サポーターの方、あるいは大人が書いたのですか。小学生には書けない漢字を使っていますので、たぶん大人が書いたのだろうと推測しました。
この活動新聞は、何をやったか、だけが書いてあります。
活動をやってどんなことをこども達は感じたか?何を発見したか?何に気が付いたか?びっくりしたことや感動したことは何か?そのような経験から次には何をしたいか?何をしたら良いのか?などをこどもの目線で書くことで、さらに素晴らしい新聞になるかと思います。記事に書くことばは、是非、こどものことばで書いてください。
サポーターや大人の役割は、上に書いたようなことをこどもに問い掛ける、あるいはそれとなく伝えてこども達が気が付くように指導、アドバイスすることだと思います。
新聞紙面の枠作りと記事を書く時に自分たちのやったことを自分たちのやり方だけで書くのが良いのでしょうか?やはり読み手が読みたくなる、興味を持ってもらうためにはどうしたら良いか?などをこども達と一緒に考えたいですね。
この次はできるだけこども自身が書いて、こどもの目線で感じたことや気が付いた事などを書くと良いと思います。
来年のかべ新聞は、またどんな活動を報告し、記事にしてくれるか楽しみにしています。
岡本師範、ありがとうございました!次はどの地域のかべ新聞かな?お楽しみに!
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2013年度の壁新聞道場 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201310251020.html
2012年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html