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【壁新聞道場!】たのもーーーう!栃木県 その②

2014.04.25 掲載

栃木県は15クラブ、18枚の応募があったよ! 数が多いので何回かに分けて掲載していくので、お楽しみに!
引き続き、岡本師範よろしくお願いしまーす!

栃木県その①

栃木県その③

栃木県その④

栃木県その⑤

栃木県その⑥

壬生町「にこにこクラブ」 壬生町「すまいるクラブ」 壬生町「きらりクラブ」

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☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

にこにこクラブ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

にこにこクラブのみなさん、力作のかべ新聞を送ってくれてありがとう。みなさんは、3年生なのですね。3年生でもこんなにすばらしいかべ新聞を作れることにびっくりしました。

ぎょうざみたい!"オオムラサキのよう虫をもらったことをきっかけに、オオムラサキをそだてるかつどうを始めたのですね。はじめにオオムラサキのことを知ろうということで、わからないことをみんなではなしあって、大しま先生におしえてもらいました。電話ではなすことやFAXをすることもみんな自分たちでやったのですね。すごいなー!

6月18日に大しま先生に出前こうざをやってもらい、オオムラサキのことをいろいろとおしえてもらったのですね。FAXで送ったわからないことや知りたいことのこたえも教えてもらったのですね。大しま先生におれいの手紙も出したのですね。りっぱです。

6月18日にインタビューをうけて、6月19日の下野新聞に出たなんてすごいことです。たぶん、みんなでたくさん下野新聞を買って、思い出としたのでしょう。
インタビューはどきどきしたと思います。でも、このようなけいけんをつんで、どうはなしたら分かりやすいか?ひょうげんする力をつけることができますよ。しつもんにちゃんと答える力もつきます。

9月25日によう虫を7ひきもらい、冬をこせたら来年はちょうちょになるので、たのしみですね。

ゴーヤの緑のカーテンを作り、すずしいひみつきちをつくろう、という活動もやったのですね。さいきんは、夏がとてもあついので緑のカーテンは、とても助かりますね。でも、ひみつきちをつくるには、アーチを作らないといけない。そのためにきかくしょを書いて、校長先生にたのんだのですね。みんなの書いたきかくしょとせつめいがりっぱだったので、校長先生は「ごうかく」とはんをおしてくれたのですね。3年生でもこんなりっぱなきかくしょが書けるなんてびっくりしました。きかくしょを書くためにインターネットからあつめたしりょうも用意したとは、すばらしいことです。

ゴーヤの緑のカーテン作りの日にちが、ちょっとわかりにくいのですが・・・

6月12日にきかくしょを作った。6月14日にきかくしょを見せに行ったと写真にかいてあります。でも、きかくしょの日づけは7月2日になっている。ゴーヤのなえうえは、5月21日にやったようですが、きかくしょがごうかくするまえにスタートはしていたのですか?10月1日に緑のカーテンのひみつきちでみんながたのしんでいますが、夏本番の7月、8月はカーテンができていたのですか?5月になえをうえていたので、水をちゃんとやっていれば、あつい夏に葉もいっぱいになっていたと思います。


とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

草木ぞめは親子でやったのですね。アカネやどんぐり、たまねぎなどでそめたようですね。よそういじょうにきれいにそまったようですね。工作を親子でやると親が作ってしまうが、草木ぞめはこどもがいっしょうけんめいにやって、良かったと保護者のかたがかんそうをいっています。親がつい、手を出してしまうが、がまん!がまん!こどもの力を信じてやらせるのが、だいじですね。

このような活動をとおして、先生が期待する課題発見力、思考力、表現力、実践力が少しずつ身についていくようです。ぜひ、先生方の指導をよろしくお願いします。

 

すまいるクラブ さん
師範から一言!━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

壬生北小学校4年生のみなさん、みんなで作った力作のかべ新聞を送ってくれてありがとう。

町をきれいにしたい、ごみをへらしたい、という目標を持って、クラス全員が力を合わせて節水、ペットボトルを捨てないで楽しいロケットを作りました、清そうセンターの見学、ごみひろい、マイはし作り、生ごみからひりょう作り、をやりました。1年間でたくさんのことをやり、私もびっくりしました。1年間の活動で4年生のみんなは、どんなことをすれば町がきれいになるか、きれいにするためにはどんなことが問題か、などが分かり、一回り大きな人間になったのではないでしょうか?

学校のまわりの森を調べよう、ということで生き物を調べました。いろいろな生き物がいることは住みやすい町を作ることであり、クリーンな町作りと同じ、住みやすい、楽しい町にすることですので、みんなの活動は、大変すばらしいと思いました。

みんなの活動のすばらしいことの一つ目は、活動が子どもたちだけの活動になっていないで、保護者の方もよく見ていて、参加していること、そして学校の先生も活動のじゅんびだんかいから終わった後まで、しっかりと参画していることです。保護者や先生が良く見ていて、はげましの言葉をかけることは、こども達のやる気をひきだし、問題をちゃんと考えることにつながると思います。

二つ目のすばらしさは、き画書を書いて、自分たちの活動の目的は何か?どんな活動をするのか?いつやるのか?メンバーはだれか?じゅんびする物は何か?などをあらかじめメンバー全員で考え、それを紙に書いてまとめ、学校にていあんするやり方をやっていることです。活動をする前にこのようなことをあらかじめ考えてじゅんびするやり方は、これからみんなが大きくなった時にも役に立つやり方です。自分たちがやろうとすることをちゃんと頭の中に入れることにもなり、また、まわりの人のりかいをえることにもなります。壬生北小学校のやり方でしょうが、良いやり方はこれからも続けてほしいと思います。

三つ目のすばらしさは、これらの活動をとおして、自分にどんな力がついたかを、自分で発見し、紙に書いてしっかりといしきするやり方です。自分は何ができる力があるのか?をいしきして、この次はどんな力をはっきするようにしたいか、など前に進む考え方ができるようになります。一人ですべてのことはできません。その時はどうしたら活動の目標を達成できるのでしょうか?そうです、みんなでぶんたんして、他人と話をし、こうしょうするのが得意な人、のこぎりやかなづちを使うのが得意な人、書くのが得意な人、物を集めるのが得意な人など得意な人がやるようにしたら良いと思います。そのようにみんなにやってもらうリーダーとしての力、とうそつする力があなたには付きますよ。

すばらしさの四つ目は、活動のふり返りをちゃんと書いていることです。活動をやりっぱなしにしないで、活動をふり返って、自分は何ができたか?何に気が付いたか?これから自分は何をやろうか?などをまとめたことです。反省することもあります。反省して次へのステップにしてみんなが成長します。

かべ新聞全体の構成もみんなが考えたのかな?先生のしどうがあったのかな?みなさんのかべ新聞は、項目ごとにまとめてあり、流れがあって分かりやすいです。このような新聞作りは、新聞だけでなく、調べたことをまとめて発表する場合にも使えますので、良い参考例になります。みんなもできるようにすると良いと思います。

6月の2週間、みんなで節水活動をしました。感想に書いてある"一人では少なくてもクラス全員になるとすごい量になりました"とってもすばらしいことに気が付きましたね。このようなことは、節電でもそうです。環境の問題は、「自分だけがやってもしょうがない」と言うことをよく聞きますが、一人一人が集まると大きな結果になることが多いですね。

リサイクルマークを調べました。意外とたくさんあることにびっくりしたでしょう。そうです商品についているようにリサイクルにまわすとごみが少なくなります。もう一歩みなさんの活動を進めて、身近にある商品にどんなリサイクルマークがついているかを見つけることもやると良いと思います。実際の商品を見ることが大事です。

マイはし作りは上手に作れましたか?ふだん、ナイフを使うことはないでしょうから、むずかしかったのではありませんか?けがはしませんでしたか?木をけずるだけでなく、模様もいれて格好いいはしになったようですね。私はふだんマイはしを持ち歩いています。割りばしを使わずにマイはしで食事をするとお店の人も「ありがとう」と言って、割りばしをしまうでしょう。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

昔(江戸時代)のリサイクルを調べました。江戸時代は物を大切にする時代であったようです。使い終わったり、こわれた物もすぐ捨てないで何とか使えるようにいろいろと工夫したようです。かさの破れを直す、紙は作り直す、穴の開いたおなべも直して使った、布きれは別の布といっしょに合わせて使う、みんながお腹から出したものも肥料として使うなど、江戸時代はリサイクル社会です。今の私たちの暮らし方にたくさんのヒントが江戸時代の暮らしにありますね。江戸時代のリサイクルで今でもやっていることはありませんでしたか?

ペットボトルでロケットを作って、飛ばして遊んだようですね。とても楽しかったかと思います。使い終わったペットボトルは、意外といろいろな使い方があります。口のところを細くして水が少しずつ出るようにして、花などの水やりに、あるいは鳥の水やりに、まわりにきれいな絵を描いて花びんにする、切込みを入れて風車も作れます、水車にもなりますよ、などなど、みんなも工夫してみてください。

自治会にごみを捨てないで、ごみ拾いに協力してください、とのチラシを配ったとのこと。

大変すばらしい活動です。みなさん達のこどものしんけんな願いが通じたかな?みなさんのすばらしさは、行動にうつしたことです。ごみを見てどうしようかと、考えているだけでなく、今、自分たちでできることは何だろうか?と考え、ごみを拾うことだ、そしてちいきの人の協力もひつようだとチラシづくりになったのですね。環境の問題は自分でできること、小さいことで良いですから、続けることが大切ですよ。

世界と日本のごみの量を調べました。意外と世界(アメリカ)のごみが多かったようですね。身近な壬生町と隣の町のごみの量を調べる。壬生町のごみと、栃木県全体のごみとをくらべるなど、身近な所に目を向けて調べることも大切ですよ。ごみの量だけでなく、どんなごみがあるのか、種類も調べてみるとごみをへらす工夫、アイデアも出てくるかと思います。

★☆先生へ☆★

企画書に書いてある漢字や語句は、4年生には難しくないですか?私も学校へ行って出前授業をやり、ワークシートを書いてもらいますが、学年に応じた漢字と語句の使い方にとても注意をしています。漢字配当表を見ながら、漢字を書いています。児童にどういう意味か?どう読むか?をアドバイスすれば良いことではありますが・・・学年ごとの企画書を用意することは大変でしょうが・・・

 

きらりクラブ さん
師範から一言!━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

きらりクラブのみなさん、とってもすばらしいかべ新聞を作って、送ってくれてありがとう。かべ新聞というより活動報告書、調査報告書といった方がふさわしい、内容がもりだくさんの新聞です。

クラブのメンバー全員が活動に参加して、間伐をする、梟が住める森にする、土壌生物を調査する、森、木の働きを調べる、きのこ汁を食べて森の恵みを実感する、レジャーの遊具を作って森に親しむなど、森のすばらしさを実感して、みなさんが森林大使に合格したのではないかと思います。

「森の良さを知ってもらおう!~時間を忘れて~」の活動は、みんなが楽しめる遊具などを作る活動であり、全学年123名が参加して楽しく、元気よく活動しているのがよく分かります。自分たちが楽しめるだけでなく、壬生北小学校のみんなが楽しめる場所に出来あがったようですね。どこに何を作るかも考えました。北っ子の森の持ち主の山井さんの許可もとりました。落ち葉のベッド、ふとん、いいなー。ふかふかしてにおいも良くて、もしかしたら寝ていて横を向いたら虫も出て来て、わービックリなどもあって、自然そのものですね!雨が降ると落ち葉ベッドもぬれて、かわくのに時間がかかりますので、落ち葉の下にハンモックより目の細かい網、カラス除けの網などをしいて、落ち葉ベッドがぬれたら、網を持ち上げて乾かすなどの工夫もしていますか?

北っ子の森の状態があんまり良くなかったようですね。でも間伐をして日の光が差し込むようにしたので、草もはえるようになり、風通しも良くなり、生き物も増えて、良い森になるでしょう。間伐前の森と間伐後の森の写真を見ると違いがはっきりと分かりますね。

間伐材を輪切りにしてカレンダーを作りましたね。なかなかすばらしいカレンダーですね。このカレンダーを学校の入り口に置いて、日直さんが1ケ月ごとに日付をずらすようにしたら、いいと思います。あるいは、もっとたくさん作って、各クラスに置いたらどうでしょうか。

キノコ汁作りも楽しそうですね。私もキノコ汁は大好きです。さぞ北っ子の森でとれたキノコはおいしかったでしょう。私もいっしょに食べたかったなー。みなさんのうれしそうな顔とともに山井さんをはじめ協力をしてくれた人たちのうれしそうな顔がとってもいいですね。キノコ汁は大きななべにいっぱいありますが、全部食べ終わりましたか?このような経験を通して森の恵みを実感するとともに食べ物に感謝する気持ちになったのは、とてもよかったと思います。自然の中でできる食べ物や人がいっしょうけんめい育てて作った食べ物に感謝することを忘れがちになりますが、みなさんは、感謝の心を思い出したようでうれしいです。

またすばらしいかべ新聞を待っています。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

梟さん、北っ子の森に来てよ!ということで巣箱を作りましたね。木の高い所に巣箱を架けました。はしごを上ってこわくなかったですか?巣箱は1ケだけだったのですか?鳥の大きさによって巣箱の出入り口の大きさを変えますが、梟の場合はどのくらいの大きさの穴をあけたのですか?私の庭には牛乳パックを使ったえさ箱を木につるしています。4cm位の丸い穴をあけています。今はシジュウカラが毎朝、えさ(ひまわりの種)をついばみに来ますよ。鳥がたくさんいるような森にしたいですね。そのためには住むところとエサが無いとだめですね。ぜひ、みんなで気長に巣箱作りとエサを置いておくことを続けると良いと思います。鳥がいっぱい来るようになれば、季節ごとに鳴き声を楽しんだり、鳥を見て何の鳥だと調べたり、いつ鳥を見つけたか?いつ鳴きはじめたか?など鳥観察、鳥ウォッチングもおもしろいですよ。

土壌生物の調査、森と五感、木のもつ良さ、森の仕組み、木ってどんな性質があるの、それぞれ観察、実験したり、インターネットや本で調べたことをていねいにまとめてくれました。

土壌生物はツルグレン装置を使って、実物を観察しました。木のもつ良さは、実際に実験をして実感しました。森と五感では、聴診器を使って音を聞きました。調べ物をするときの大事なことは、実際に実物に触ったり、実験をして確かめたりすることが非常に大切です。

インターネットで知ったことや本で調べたことをまとめるだけでなく、その中の一つで良いですから、実際に書いてあることが本当かどうかを自分たちで確かめることが大切です。
書いてあることと自分が感じたことが違うかもしれません。自分が感じたこと、確かめたことが一番の宝です。ぜひ、自ら実験をしたり、観察したりして確かめることをおすすめします。そして感じたこと、気が付いたこと、見つけたことなどを自分の言葉で表現するようにすると良いと思います。たとえば、フィトンチッドの香りってどんな香りですか?むずかしいかもしれませんが、自分の言葉で表現してみてください。

森の恵みを体験しよう、梟おいでよ北っ子の森などのページめくりの報告書が一つずつのかべ新聞になるのではないでしょうか?

 

岡本師範、ありがとうございました!次回はどの地域の新聞かな?お楽しみに!!

エコまるjumping.bmpのサムネール画像

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