2013.01.07 掲載
熊本県は6枚のかべ新聞の応募があったよ!今週は西澤師範です!お願いしまーす。
水俣市「水俣市立水俣第二中学校環境ISO委員会」
八代市「日奈久ちびっ子エコクラブ」
学校ISOとごみの収集について
身近な水環境について
八代市「日奈久環境エコキッズ」
八代市「鏡エコファイターズ」
エコキャップやリサイクル
エコキャップ回収やリサイクルについて
益城町「広安西小学校 環境委員会」①・②
エコな生活について
水俣市水俣第二中学校環境ISO委員会 さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
まずは、環境ISO委員会がリーダーシップを発揮して、15年もごみ分別収集を続けていることに感銘を受けます。それも、24種類の分別はさぞかし大変だろうと思うのに、学校の中だけでなく地域にも出て実践しているところがすばらしいです。
また、新しい学校編成に併せて、ISOマークの改訂、目標の立て直し、実施システムの改善、活動の結果分析と課題出し、とISO委員会ならではの活動報告です。
委員会として大変な労力がいる年だったことでしょう。編集後記の会長の言葉にあるように「二中の伝統」となるようにこれからも頑張って下さいね。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
学校編成が変わったことで、生徒数はどのくらい増えたのかな?
生徒数が増えたにも関わらず、いくつかの目標については、昨年度より削減達成できたのはすごいですね。
太陽光パネルがついたことにより、電気使用量が削減できたこと、水の使用量についての考察もありいいですね。このように、毎年の活動評価をし、自分たちの活動の成果の「見える化」をどんどんして行って下さい。個人的には、ごみの分別収集を15年続けたことで、ごみ排出量が全体でどの位削減できたのか、など知りたいですね。
日奈久ちびっ子エコクラブ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
とりわけ、「水」についての学習や活動についてたくさん報告されています。
節水の活動で、バケツの水を半分にして使う目標を立て、実際にバケツの半分のところに目印を付けたことが、みんなの節水の意識を強めるのに役立ったようですね。また、地元の海の水質調査、酢の力の調査、夏や冬の服装と色との関係性の調査など、自分の疑問から調べた結果がたくさん書いてあるのもよいですね。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
学校の中での活動や学習についてみんなが頑張っている様子が目に浮かびます。
とりわけ、海水の調査は興味深く読みましたが、なぜカキ殻が水をきれいにするのか、そこのところがもう少し詳しく分かればよかったかな。また、みんなの活動を地元の人や家族にどのくらい知ってもらっているのかな?地域の人とのつながりなども書いてあるといいなあ、と感じました。
日奈久環境エコキッズ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
すごろく仕立ての新聞で楽しいですね。それぞれのコマに分かりやすいタイトルがあるのもいいですね。
環境委員会として学校の集会で「エコレンジャー」の劇をしたとのこと、感想に「うけた」と書いてありますが、何か面白いことをしたのでしょうか。
この新聞では、「牛乳キャップ回収」について失敗したことも書いてあっていいです。失敗は次のアイディアを生み出すいい機会です。
失敗を恐れず、ぜひ、「こんなことをしてみては?」とアイディアが出たらぜひ新しいことに挑戦して下さいね。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
エコキャップ運動に取組んでいるところも多いですが、みんなが集めたエコキャップで6人分のワクチンになったとのこと。
世界のどんな人たちのために役に立ったのかなど、環境だけでなく世界のことについても勉強する機会を設けて、世界の視点から新聞を作ってみるのもいいかもしれませんね。
鏡エコファイターズ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
各クラスでそれぞれの取組みを決め、全体集会で宣言する仕組みがステキです。自分たちで考えた目標を作ると、実行しようという気にみんななりますよね。
しかしペットボトルのキャップを1万個集める、という目標などは、キャップを集めるためにペットボトルの飲み物を無理にたくさん飲む、というようなことが起こらないように気をつけましょう。
それから、節水や節電の活動も頑張っていますね。また、毎月の使用量をグラフにして確認しているのもいいですね。
牛乳パックからびんに容器が変わったことで、水道使用量が増えたとのこと。何回も洗って使える牛乳ビンのほうが環境には負担が少ないのに、水の量が増えたのはちょっと残念ですね。水をあまり使わないで、牛乳びんをきれいにする方法がないか、かんがえてみてくださいね。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
各クラスのISO宣言について、実際みんな目標達成したのかな?どれだけできたか、できなかったか、できなかった場合「なぜ」できなかったのか、そこを考えて次の行動に移すのがISOのいいところ。ぜひ、結果とそのことで感じたことを壁新聞にも書いて下さいね。
それから、エコキャップやアルミ缶キャップ集めをしたことで、実際どこの国の何人の人たちのワクチン代になったのかな?
自分たちの活動が世界につながっているのかどうか調べてみるのもいいですね。
広安西小学校環境委員会 ① の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
環境委員会のメンバーでそれぞれのテーマに沿って、無駄ゼロ作戦、節電の方法、エコクッキングについて報告していますね。
とりわけ、節電の方法については、実際自分がどれだけ電気を使っているのか、その調査も入っていていいですね。ごみを減らす、節電する、といっても、もともと自分がどの位ごみを出しているのか、電気を使っているのかを知らないと、どれだけ減らせるのかが分からないですものね。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
それぞれの提案は、みなごみを減らしたら、電気を無駄に使わない知恵がたくさん入っています。
次は、毎日の生活で実際にどのくらいのごみが減らせるのか、電気を使わなくて済むようになるのか、具体的な目標を立てて実践し、ぜひ壁新聞などで知らせて下さい。
広安西小学校環境委員会 ② の新聞を書いてくれたみんなへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
地域の会社や名人と連携して学校の活動ができています。夏休みには自分たちで車の利用の時間や排気ガスについて調べる、など理科的な学習にもつなげているところもいいところ。
さらに、学んだことを他の学年に伝えるため、地域の人から教わった技術でたこタワシづくり教室を開きたくさんの参加者がありよかったです。たこタワシを作った人は、みんなちゃんと家でたこタワシを使ってくれたかな。みんなが実践できているかどうか確認できればさらにいいですね。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
地域の会社の人とは具体的にはどんな活動を一緒にしたのか、もう少し詳しく知りたかったなあ。
また、環境委員会の活動について、地域の大人の人たちはどんな風に思っているのだろう。そんなことも書いてあると、地域と連携して活動していることがもっとよく分かるだろう、と感じました。
西澤師範、ありがとうございました!つぎはどの地域のかべ新聞かな?お楽しみに!
ご意見ご感想もお待ちしております!
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