2012.10.05 掲載
福井県は2枚のかべ新聞の応募があったよ!今週は西澤師範です!お願いしまーす。
あわら市「吉崎赤手ガニ環境調査隊」
越前市「坂口エコメイト」
北がた湖の水質調査
田んぼの生き物調査と稲作体験
☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆
吉崎赤手ガニ環境調査隊 さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
地域の自然や環境について考え活動するためには、まず自分たちが住んでいるところがどのような状況か知ることが大事です。北がた湖の現況を調べて報告してくれたんですね。
まず、小学校のみんなに行ったアンケート調査。みんなあまりきれいでないと感じていることを見つけるとともに、なぜ汚いかの考察もありいいですね。
次に、パックテストや透視計で実際に水質を調査するところもナイス。残念ながら、CODの結果を見ても北がた湖は決してきれいでない結果がでたようですね。まとめでも少し書いていますが、この調査をきっかけに、自分たちが何ができるのか考え、行動にうつすのが次のステップですね。北がた湖をきれいにするための活動について続報を期待しています。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
10年前に先輩たちも同じような調査をしたことが書いてあったので、その時の今回の調査で違ったところ、変わってないところなども書いてあるとよかったかな? それと、タイトルにも登場した「赤手ガニ」と北がた湖の関係は?そこも知りたかったですね。
坂口エコメイト さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━
1年にわたり田んぼの生き物を調べ、その結果をまとめてくれましたね。1回の観察が10分と短いのにたくさんの生き物を見つけることができました。また、コウノトリが来て欲しいと願っているみんなの気持ちが真ん中部分の「ついにコウノトリがきたぁ-」のタイトルからとってもよく感じられます。コウノトリに限らず、田んぼで見かけるアオサギやチュウサギなど、田んぼの中にいるたくさんの生き物でその命を支えられていることがよく分かります。
コウノトリが冬の田んぼにきてもらうために、農薬の使わない田んぼがたくさんいることなども、毎年の調べ学習から学んでいることもよく分かる新聞でした。
とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・
この新聞のように、みんなが「コウノトリが大好き」であること、冬にも生き物がたくさん住む田んぼをふやしたいことを地元の農家さんにどんどんアピールし続けよう。また、自分たちもコウノトリに来てもらうためにどんなことが他にできるのかも考えてかべ新聞にまとめてみよう。
みんなの気持ちが伝われば、兵庫県豊岡市で作られる「コウノトリ舞い降りる豊岡のお米」のように農薬をできるだけ使わない「坂口米?」ができる日がくるかもしれませんね。
西澤師範、ありがとうございました!つぎはどの地域のかべ新聞かな?お楽しみに!
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