小野幌エコクリーン (北海道)
札幌市環境リーダーさんが二人来てくれました。エコクリーンの卒業生たちも参加しました。
最初に「川ってね」という話をしてくれました。札幌の水は自然に近い綺麗な水で世界で五本の指に入ることを知りました。
次はフォトコンテストの賞品でもらった「パックテスト」をしました。
身近な水を調べました。水道水、雨水、学校の湧水、高台公園の水、小野幌川の水、野幌川、そして、今日入る精進川です。雨水のCODは高く出たけど、どの水も、農薬系肥料系の汚れも、尿等の汚れも殆どなくて全体的に綺麗な水だとわかりました。
そして、いよいよ、川に入ります。
一つの組はタモ網を持って一列に並んで、もう一組は川底をジャブジャブさせながら列を乱さないように歩いて網に近づきます。それで魚が網に入りました。アクアスコープで魚を探したり石をひっくり返して虫を捕まえたりもしました。
とりあえずバケツや白バットに入れて、後で、透明の専用のケースに入れて観察しました。
魚はフクドジョウの大人と子ども、ヤマメの赤ちゃんが捕れました。
虫は、ヨコエビ、ガガンボ、ヒラタカゲロウ、ミズムシ、ミズヒル、イトミミズがいました。
パックテストでは、スポイトの中の薬に水を入れて色が着いたらカードの色と比べます。どの色に近いかをみんな真剣に調べていた。
最初の「追い込み漁」で魚が網に入った時にみんな驚いたり、喜んだり、大騒ぎだった。それから、みんな魚や生き物を捕まえることに熱中していた。
札幌の水は世界で五位の綺麗さと知って誇り気に思った。
石狩川は昔、ぐにゃぐにゃだったのを、氾濫しないように治水工事で流れを緩やかにしたことを知り驚きました。昔の人の努力があったからこそ、今の石狩川があるんだなと思った。
雨水のCODが高かったのは、雨が空気中のゴミを含んで地面に落としてくれるからだと教えてもらいました。雨は、じめじめしていてイヤなイメージだったけれど雨のおかげで空気が綺麗でありがたく思った。
フクドジョウは観察すると、上に目がありました。魚の一番の外敵は鳥で、普通の魚は横に目が付いてるので360度見えるけど、フクドジョウは上を見るために上に目があります。特にフクドジョウは鳥に食べられないように上に目が付いてると聞いて、魚の体には工夫があるんだなと思った。
身近な水の綺麗さを調べたり、川に入って生き物を捕まえたりして、とても面白かった。川にゴミが入ったら川が汚れて生き物が死ぬのでこれからもゴミを拾う活動を続けて川を綺麗に保ちたいと思った。
小5 あやね