

こども環境ラボ (東京都)
小田急線経堂駅周辺の清掃活動を行いました。今回は前回、前々回の江戸下町散歩の第3回として、これまでとは違う視点で街をみました。最初に世田谷区でのごみ分別と回収方法、安全面などについて全員で確認した後、通行人や車の往来に気を付けながら皆でごみを拾っていきました。その後、区の歴史に触れながら街を歩きました。最後に世田谷城址公園に行き、土塁や濠の跡から城跡を感じることができました。公園内では、自然観察をみんなで行いました。代表サポーターの岩間美代子先生(Nature Center Risen 理事長、環境カウンセラー)から冬の動植物の観察の仕方を教えてもらい、落ち葉の下にいる生物を見つけたり、枝だけになった木の樹形や樹皮を観察したりしました。
清掃活動では、どんな場所にどんなごみが落ちているのかに注目して活動しました。そこからどんな人がごみを出したのかまで考えを広げ、自分たちの生活とごみを結び付けて活動することができました。JEANのごみ調査・データカードを使いながらごみ拾いをすることで、自然とメンバー同士で、ごみの種類を相談し合う姿が見られました。自然観察では、落ち葉の下から丸まったヤスデを見つけ、手のひらであたためると次第に体を伸ばしていく様子を観察するメンバーもいました。また、虫眼鏡の使い方を教えてもらう中で、自分から植物や生物に近づいていくことの大切を学び、膝や手を汚しながら観察していました。他にもケヤキの落ちている樹皮でパズルをしてみんなで冬の公園を楽しみました。
・清掃活動を通して、ごみは自分たちの生活と密着しているものだということに気がつき、ものを購入するとき、使うとき、捨てるときにも、一人一人に責任があるということがわかった。
・寒い中の清掃活動だったが、幼児もほかのメンバーとコミュニケーションを取りながら行い、互いの気づきを深めながら取り組めた。
・冬の寒い季節でも生き物の観察ができることに気がついた。
・回収したごみの後始末を地域の人たちや自治体などと話し合いながら行う必要性を感じた。
・ほかのエコクラブのごみ清掃活動で集まった大量のごみの廃棄方法の工夫について事務局に伺いたい。
こども環境ラボ(東京都)
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