日本WPAは、印刷物を「有害な廃液を出さず、空気を汚さない環境に優しい印刷方法」でつくることを約束している印刷会社の団体です。この環境に優しい印刷方法を水なし印刷と言います。北海道から沖縄県まで全国の印刷会社が加盟しています。私たちの身の回りにある、教科書、絵本、読み物、まんが、ポスター、カレンダーや、お菓子や食品の入った箱、ペットボトル・缶についたラベルなど様々な印刷で、水なし印刷は活躍しています。
印刷方式によっては、有害な廃液を出すこともあり、体の健康によくない有機ガスを多く発生する場合があります。水なし印刷は、これらの問題を解決できる環境に優しい印刷方式です。
環境に優しい印刷である証明として、水なし印刷を使った印刷物には、バタフライマークが付けられます。バタフライマークの蝶々は、「オオカバマダラ」という種類です。カナダの国蝶になっており、秋には、カナダ中部付近から 4000kmも離れたメキシコまで集団で南下し冬を越し、春になると、世代交代をしながらまた北上する、旅する蝶々です。"環境のリトマス試験紙"とまでいわれるほど環境に敏感なため、環境に優しい印刷を目指す日本WPAのシンボルとしています。
水なし印刷に付けられるマークはどれでしょう?
① 雨マーク ② バタフライマーク ③ どっきりマーク
答えがわかったキミはこっちだ!
「エコまるクイズ in 全国フェス」